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適応障害 事例1適応障害 事例2 | 

適応障害 とは? -- 職場や仕事に関してのみうつ状態になる --

 適応障害は「過去3ヶ月以内に症状を起こすもとになったできごとがあり、それが解決したあと6ヶ月以上は症状が続くことはない」という基準があります。  職場ではもっとも多く見られ、程度はかなり幅広いものがあります。仕事や環境が本人の気質、能力と合わないという単純なケースなら職場の適切な対応で早期に解決することが多いのです。次にシンプルな事例と周囲を困惑させる事例を一つずつあげてみます。

Dさん (28歳・男性・独身 研究職)

 Dさんは大学院修士課程を終え、某企業の研究職として勤務していました。 大学院で専攻した内容と類似の研究だったため特に問題なく仕事をしていました。
 Dさんの性格はどちらかというと内向的で、一つのことをコツコツと追求するのが性に合っていたし、仕事自体も人との接触は最低限で済んでいました。ところがここ1年会社の状況としてDさんの研究部門の仕事がだんだん少なくなり、ついには部門自体がなくなるということになりました。
  Dさんはそれに伴い別の研究部門に異動になりましたが、そこは研究といっても顧客対応の割合が高く外部の人たちとの接触が頻繁な部門でした。研究の内容もDさんにはなじみがなく、その上苦手な顧客対応も仕事となったため、内向的なDさんはだんだんと不眠や胃痛に悩まされるようになりました。異動後2ヶ月すると朝起きるのが苦痛になり、出勤準備中に吐き気を感じることが多くなりました。

心療内科・精神科を受診

 根が真面目なDさんはそれでも出勤に努力していましたが、ついに会社の前まで来ても足が動かず冷や汗が出てきて中に入ることができなくなってしまいました。 何日か休んで出勤しようとしてもまた同じ状態になったため、思い切って電話で上司に状態を打ち明け不得意な仕事を我慢していたためかもしれないと相談しました。上司は健康管理センターの産業医に相談し、外部の心療内科か精神科を受診するよう奨めました。心療内科では「適応障害による抑うつ状態」なのでしばらく休養して職場と相談するよう奨められました。

職場の対応

 Dさんの報告を受けた上司は会社の産業医と相談し、適正配置がなされなかったとしてDさんを顧客対応をメインとしない別の部門に復職させることにしました。  Dさんは少量の薬と2週間の休養でほぼ元気を取り戻しました。上司から顧客対応のほとんどない部門に移すからという話を聞きだいぶほっとしたことが大きかったのです。
 復職後のDさんは新しい仕事に慣れなかったものの、生来一つのことをコツコツ追求するタイプなのでだんだんとなじんでいきました。 ただ、会社自体は近年厳しい状況になっており、適性のある部門にいられる、行けるということがどんどん難しくなっていることは確かです。健康管理センタースタッフはDさんが人間関係にもある程度柔軟性が出ないと今後が厳しいと判断し、社内でカウンセリングを受けることを奨めました。

社内カウンセリング

 カウンセリングではDさんが顧客対応はもちろんのこと、職場の同僚とも親しくできないことが語られ、Dさんが心底から人間嫌いというわけではないが、小中学生時代に「いじめ」に何度か会った経験があること。それ以来人間関係にはかなり臆病になっていることもわかってきました。いじめに会ったときの気持ち、いじめた人たちを実は今も許せていないことなどにも気付きました。怒りの感情を許すこと、次に手放すこと、さらには自分自身への怒りやの許しなどがテーマとなっていきました。
 このような深い部分を扱えたのもDさんが内向的かつ内省的な人であったからで、すべての人がこのような経過を辿るというわけではありませんしテーマに至らないこともあります。おそらくそのときのその人にふさわしい部分が扱えるのだと思われます。

カウンセリング開始から。。1年後。。

  約1年間のカウンセリングを経てDさんは「自分を許せる」人になっていきました。 自分を許せるということは人を許すことがより楽になっていくということです。その結果Dさんは不必要に人間関係を避けることもなくなってきました。だんだんと周囲の人と趣味の話しや雑談も交わせるようになり、職場での緊張感もやわらいでいきました。コミュニケーションが活発になっていくにつれ仕事の能率も上がり、「どうしてもというなら顧客対応の仕事もできるかもしれないですね。できればしたくないけど(笑)」と冗談が出てくるほどになりました。


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 Dさんのように非常にシンプルな適応障害で、職場の対応も迅速かつ余裕がある場合は配置転換だけで問題解決に至り症状も速やかに改善することは多く見られます。
 しかし問題の根にご本人のさまざまな「生きにくいパターン」が隠されている場合はまた同じような状況下で同じようになる可能性もあるわけです。Dさんのように適応障害を発症したことをきっかけに人生の大切な問題の一つがほどけていったのはまさにご本人の「潜在意識が望んでいたこと」なのだと思われます。



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