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心身症 とは?

  心身症とは身体に症状が出るもので「身体症状の背景に心理的な要因が強くあるもの」をいいます。最近では「身体表現性障害」と言われますが、心身一如、つまり心と身体は切り離せないものという考え方は「心身症」のほうがよりぴったりしているかもしれません。そして症状が現れやすいのはその人の身体の「弱み」がある部分といえます。医療では心療内科を受診します。
 気管支喘息、消化器潰瘍、胃腸障害、円形脱毛、蕁麻疹など皮膚症状、腰痛など日常ありがちな症状の蔭にストレスが隠れているわけです。べての身体疾患や症状は心身症といえるいう人もいます。

ストレスへの自覚が弱い傾向・・・

 心身症になりやすい人の一大特徴は「ストレスへの自覚が弱い傾向」があることです。自覚が弱いというレベルにはちょっと幅があります。かなりのストレス(特に慢性的な)を受けているにも関わらずまったく自覚で来ていない場合もあります。この場合は疾患や症状がかなりひどくなっていることもあります。
  またストレスの自覚はあったとしても、自覚しているストレスの強さと心身が受けている実際のストレスの強さにギャップがある場合です。こちらの場合のほうが多いですね。 例えていえば、心身が受けている実際のストレスは「大きなテーブル全体」の大きさなのに、自覚できているのはテーブルに置かれている「スケジュールノート程度」くらいの大きさの場合。この大きさのギャップが疾患や症状となって表れるというわけです。

身体からのサインをキャッチして・・・

 疾患、症状というのは自分自身の深い部分から「気付いてくれよ〜」というサインですから自覚が弱いほど強烈なサインが送られてくるというものです。  このサインはいわゆる疾患名がつかないような表れ方もあります。 例えば「妙に右の背中が痛い」とか「ここ2,3日わき腹が痛い」とか・・・そしてストレスがある一定の期間でなくなった場合(試験、プレゼンなど緊張を呼ぶが必ず終るものなど)気付かないうちにその痛みもとれているなどです。
 ほんとうに身体はこころの叫びをキャッチして教えてくれているのです。 心身症になりやすい人は真面目で周囲の期待に応えたい、応えねばと意識無意識に思っているがんばり屋、我慢強い人です。ひどくなれば抑うつ状態も起きてきます。では次に事例を一つあげてみます。
  

Gさん (41歳 女性 営業職)

  Gさんはベテランでかなり優秀な営業ウーマンです。45歳会社員の夫と長女の高校生、長男の中学生と二人の子供がいる主婦でもあります。
 Gさんは3,4年前から十二指腸潰瘍を繰り返しています。ピロリ菌駆除も行い、一時は再発しない時期もありましたが、最近また不調になり「再発」とわかりました。仕事は競争の厳しい仕事ですがGさんはこの仕事に向いており、成績もよく自分でも満足していました。人とのコミュニケーションが好きで明るい雰囲気のGさんは顧客にも人気者でした。
 何年か通っている内科でもGさんは明るく元気にしかも節度を持って話をするので多忙な医師はGさんと診察時に話すのが楽しみなくらいでした。「こんなに明るいあなたがなんで繰り返し再発してるんだろう?何か悩みでも?」と聞いてもGさんは笑って「私バカだから悩みなんてないですよ〜。ハハハ」と笑い飛ばしていました。

身体からSOS発信・・・

 ある日Gさんは十二指腸の激しい痛みで来院し、一時入院休養が望ましいということになりました。入院したGさんは点滴と薬の効果でほどなく元気になり、あと少しで退院と決まりました。4人部屋でもGさんは面倒見よく明るく振舞い、重い状態の患者さんを助けたり、同室の人を励ましたりしていました。

ストレスの自覚度・・・

 そのうち同室の患者さんにGさんはポロッと話してしまいました。「夫は会社員だけど家に給料をほとんど入れないの。パチンコ狂でみなそちらに使ってしまうのよね。いくら言ってもダメだし私も働いてるから何とかなってるし・・・もうあきらめてるんだけどね〜・・・」と。 同室の患者さんは何度か病院に来た「愛想のよいご主人」がそんな人と聞いて驚いてしまいました。
  その患者さんは「Gさんの十二指腸潰瘍ってそのせいじゃないの?ご主人が改めないからそのストレスでは?」と言いましたが、
Gさんは「そうなんだけどね〜。  私自分で言うのもなんだけどけっこう楽天的だしそれほど悩んでもいないのよ。夫婦喧嘩で子供の受験の邪魔になってもよくないしね」と。退院したGさんはその1年後に離婚し、再発が収まって病院とも縁遠くなりました。


心身症はストレスの自覚度が弱く、緊張、頑張りすぎたりします。自分の「本音や望み」をまずきちんと知ること。パニック障害、うつ病、精神的虐待にはSRT(スピリチュアル レスポンス セラピー)でカウンセリングオフィス☆のむら
 Gさんは夫が家にお金をいれてくれないというとんでもない事態をもちろんストレスと感じていましたが、実際のストレスよりはるかに小さくしか感じることができていませんでした。自分がなんとかできるだろうし家族を維持するためには我慢するしかないと頑張っていたのす。実際のストレス(結局離婚に至ったほどの)と感じ方のギャップが十二指腸潰瘍という形で表れたと思われます。

 心身症の場合一番大切なのは自分の「本音や望み」をまずきちんと知ること、そしてその本音や望みを「自分に許可する」ことです。これが根本的に治っていくために通る道です。カウンセリングでは必ずこの過程を通りますが、この過程を踏まないままだとまた別のことで同じようなパターンを繰り返す可能性があります。


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